実例!見込み客からのアポ率を
10倍にする15のヒント

本サイトでは、1からBtoBマーケティングに取り組む方のために、課題を整理しながら順を追ってやるべきことやその効率的な手法について考えていきたいと思います。

第9回「データを「使える」状態にするための管理のポイント」

本連載の第2回「現状を把握し、マーケティングに取り組む環境を整えよう」で環境を整備するための3ステップをご紹介しました。

ステップ1 既存のメール配信リストや、過去のセミナー参加者リストなどが社内に残ってないか確認する
ステップ2 営業などが保有する名刺をデジタル化して、見込客リストとして活用する
ステップ3 用意したリストを、メール配信ができるシステムにインポートする

ここでもう一度おさらいしておきましょう。
データ管理の大きなポイントは、なるべく1か所にまとめることです。たとえば、メール配信システムについては、申し込みフォームが作成でき、WEBからの申し込みを直接データベース管理できるものがほとんどですので、そういった機能は積極的に活用し、WEBからの申し込みも自動管理してしまいましょう。

さらに、展示会や広告などで獲得した見込み客情報も、同じシステムにインポートしてまとめて管理していきます。そうすることで、獲得した見込み客情報が一元管理でき、かつ思い立ったときすぐにメールでアプローチできる状態が維持できます。では、どのようなツールを選定すればいいでしょうか?

ツール選定のポイント

使用する部門や目的に応じて最適なツールを選定しましょう。見込み客(リード)管理には専用のツールがあります。

では選定にあたって、どのようなポイントがあるでしょうか?

① 小さく始められ、かつ拡張性があること

マーケティングの成熟段階によっては必要な機能が限られますが、今後の成長のためには、使用する機能が容易に追加できるツールがおすすめです。
「まだデータが少ないから、Excelでいいや」と思っていても、気が付かないうちにあちこちにデータが散らばっていき、いざ管理しようとすると手が付けられない!という状況も考えられます。
データは企業の財産。活用を視野に入れ、早めに管理していきましょう。

② 意識しなくても自然とデータが統合されていくこと

インポートやエクスポートの手間が多発する状況を避け、あまり気にしなくてもデータが一元的に管理・蓄積されていくことを意識してツールを選びましょう。

また、本連載の第8回で、「行動の内容をデータとして把握し、行動のデータが多い人からフォローしていくと、より効率が向上するのではないか」とお伝えしましたが、そのためには、ツールを活用して行動履歴情報を取得しなればなりません。履歴情報については、取得した上で個人情報と紐づけて管理できるツールがおすすめです。

③ データの活用機能があること

データを蓄積することがゴールではありません。蓄積されたデータをどう活用したいかをイメージし、ツールを選びましょう。たとえば、属性や履歴データなどで見込み客データを検索・抽出したり、抽出したリードに対するメール配信を自動化できたりなどの機能があるツールがおすすめです。また、外部のサービスと容易にデータ連携できれば、さらにデータ活用が広がります。

今後は、データ活用がアポ率の向上にますます欠かせないものになっていくでしょう。というのも、限られたリソースで効率的にアポ率を向上するためには、コールリストを精査することが重要だからです。
個人情報だけを取得して片っ端からコールする場合、アポ率もそこまで高くないことが予測されるため、アポ数を出すためには相当数のコールリストが必要です。

一方で、ある程度行動履歴などでリストを精査し、かつコールする営業の方に行動履歴の内容をお伝えしてトークの内容に反映していただくことで、アポ率の向上が見えてくると思います。リスト精査の具体例などについては、次回最終回でお伝えします。

データを管理し始めてからデータを蓄積し、活用や成果の見える化ができるまでに2~3年かかる場合もありますし、予算と人員によってそのスピードが大きく変わります。いずれにしても成果の見える化までのロードマップを作成して進めていくことで、周囲の理解も得られやすくなり、また活動の進捗状況を振り返る指標にもなります。ぜひ考えてみてください。

今回のまとめ

獲得した見込み客の情報は、1つのシステムでまとめて自動管理できるツールを選びましょう。

見込み客の情報を一元管理し、見込み客にあわせてアプローチの仕方を変えましょう。

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